マスツーリングで皆と同じペースで走れない


ついていけないことがストレスにも

ツーリングは好きだけど、みんなで一緒にツーリングをするマスツーリングは苦手、そのように感じるライダーもいます。
その理由として、同じペースで走ることができず、遅れてしまい周りに迷惑をかけてしまった、といった過去のトラウマがあるかもしれません。
みんなマスツーリングを楽しんでいるのに自分だけいつも遅れてしまう、そのような気持ちがストレスになってしまうことがあります。

他にも、友人とツーリングに行く約束をして、いざツーリングとなったその日に最初の集合場所への到着が遅れてしまい、休憩時間がほとんど取れずに出発してしまったといったことはないでしょうか。
その後の休憩ポイントでも、自分だけいつも一番遅くてツーリングを楽しむどころかかえって嫌になってしまった、そんな経験をしたことがあるという人もいることでしょう。
みんなに合わせようと頑張ってみたものの、運転技術も未熟で、事故を起こしそうになってしまうこともあるかもしれません。
それではリスクばかりが大きくなって、楽しむことはできなくなってしまいます。

マスツーリングでもマイペースで楽しく走ることが大事

マスツーリングだとどうしても相手に合わせようとしてしまうため、自分が遅れてしまうことに特にナーバスになってしまうことがあります。
ナーバスになると気持ちに余裕がなくなってしまうので、イライラしてしまったり、せっかくのツーリングが楽しめなくなってしまったりするかもしれません。
日本人は集団を大切にする国民性なので、それが災いになってしまうのかもしれませんが、大切なのは相手のペースに合わせるよりも自分のペースでツーリングを楽しむことです。
あまり他のメンバーのことを考えすぎない方が良いかもしれません。

どうしてもスピードについていけないのであれば、そのことをリーダーに話してみると良いかもしれません。
希望に合わせて、マスツーリングに参加するメンバーにもう少しゆっくり走るように伝えてくれるなら、ストレスはかなりなくなります。

遅い人にあわせるのを重要視

もしマスツーリングをしていて、同じ人がいつも遅れて到着するという場合、ペースをその人に合わせてあげることで全員がツーリングが楽しめるようになります。
これはリーダーシップにもつながることですが、遅い人を思いやれると信頼を得られるようになりますし、友人同士の絆も強くなります。
リーダーはチームをうまくまとめるマネジメント力が求められるので、リーダーシップを上手に発揮すると良いでしょう。

マスツーリングをみんなが楽しめるようにするポイントは、速い人に合わせるのではなく遅い人に合わせることです。
そうすれば事故のリスクを減らせますし、マスツーリングをもっと楽しめるようになるでしょう。