バイクに乗る時に考えておきたい防具のこと
半袖半ズボンなどの軽装でバイクに乗っている人を見ると、非常に危険だなと感じます。
というのも皆さんご承知の通り、バイクというのは車と違い身一つで乗っていて、カバーするものが何もないからです。
もしもこの状態で転べば?ひどい怪我をするのは目に見えています。
バイクに乗る時にヘルメットが必須となるのと同じように、バイクに乗る際に体を守るにはどうしたらいいのか?普段からしっかり考えておくべきでしょう。
どんな格好をしておくべきなのか
バイクに乗る時に、半袖半ズボンがダメということなら長袖長ズボンになればいい、というのは安易です。
事故の衝撃は通常の布で防ぎきれることはなく、擦過傷を少し減らしてくれるだけのものです。
身に着けてほしいと思うのはバイク用のプロテクターです。
ヘルメットはもちろん、法律によって決められているのでしっかり装着されると思いますが、バイク用プロテクターを装着している方は少ない状態です。
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しかしバイク事故の怪我の部位をみてみると、第1位は頭部、そして第2位にはなんと胸部が入ってきます。
死亡事故で30%弱、重傷事故で12%弱くらいの数字です。
人の胸部には肺、心臓などの重要な臓器が存在しています。
胸部プロテクターはこのような大切な臓器を守るためにあるモノです。
金額もリーズナブル、ぜひ利用してほしい
胸部プロテクターを毎回バイクに乗るたびに身に着けるなんて面倒、と考える人もいるかと思いますが、一度でも事故を経験されたことがある人は、その重要性を強く感じていると思います。
プロテクターを洋服の下に身に付けるだけでも、胸部、また脊椎という人間の命に係わる部分をしっかり守る事が出来ます。
ただ、完全に事故から守るということはできませんので、もちろん安全運転しなければ意味がありません。
安全運転をしていてもいつなんどき、交通事故を起こすか、また巻き込まれるかわからない、その時にできる限り自分の体、命を守るためにプロテクターは必須なのです。
プロテクターは数千円程度で購入できます。
これによってバイクの事故による怪我などから少しでも身を守る事が出来るのですから、この費用を惜しむことはないでしょう。
胸部プロテクターのほかにも
バイクの事故でその他、怪我が多い所というと、肘、膝などです。
こうした肘、膝を守るプロテクターもあります。
肘や膝というのは肉付きが薄く、上から触っても骨にすぐ触れる位の部分です。
もしここを事故で転倒しアスファルトにこすりつけたら?ひどい擦過傷、また骨の怪我にもつながります。
プロテクターひとつで身を守る事が出来るのなら、バイクを快適に楽しむためにも、しっかり身に着けておくべきでしょう。