高速道路を走る際のポイント

バイク

本当は知らない高速道路の走行とは

高速道路で交通事故を起こしているバイクや車を走行中見かけることがあります。
高速道路で多い事故は、車間距離を詰め過ぎての追突事故といわれています。

前の車と一定の間隔をもって運転していると先読みできるようになりますし、バイクのスロットルをうまくコントロールできていて運転技術の高さを持っていることになります。

またバイクで高速道路を走行する時にはラインムラにも気を付けなければなりません。
真っすぐに走っているつもりだったのに、周りから見ればふらふらと危ない運転という状態をラインムラといいます。

ラインムラと同じように多いのが速度ムラで、同じ速度で走っているつもりでも10km/hくらい下がる、上がるを繰り返している運転を速度ムラといいます。

この人、運転がうまいな、安心できる運転だなと思う運転というのは、全くブレのない安定感のある走りで、車線右の白線から一定距離を維持して走っているなど、あれが見ても白線からのブレがなく速度も一定で、見ていて気持ちがよく危険を感じない運転です。

高速道路走行中、前の車両をよく見て運転

バイクで高速道路を走る時には、前の車両に突きすぎて運転しないことは鉄則です。
前の車両のタイヤの後ろで車間距離をもって走り、前の車のバックミラーに映る位置に入り運転することが求められます。

例えば高速道路上に落下物があれば、前の車はそれを除ける、若しくはまたぐことになりますが、その際、前の車両の中央後方にいると落下物とぶつかる危険性もあります。

レーンチェンジはゆるやかに

バイクに乗っている人の中にはレーンチェンジをする時、いきなりバンクさせてレーンチェンジする人がいますが、これは危険です。
ウインカーを早めにつけて緩やかにレーンを変えます。

レーンを変わってもウインカーはしばらく出しておき、おそめにキャンセルします。
早めに点滅させ、おそめにキャンセルするのは、後続車がウインカーの意思表示に気突くことがおそい事もあるからです。

早めに長くウインカーを出しておくことで後続車がレーンチェンジするのだなと認識できるので、安全を考えたマナーのある運転になります。

雨の日はスリップ事故に気を付けて

雨の日は車もスリップ事故を起こしやすいのですが、バイクはより一層起こしやすくなります。
特にインターチェンジ付近、サービスエリア付近でいきなりレーンチェンジを行うことで後続車両が対応できず玉突き事故などが起りやすくなります。

雨の日は非常に滑りやすくなっていますし、スピード規制がされていても一般道よりスピードが出ていますので、視界も悪い状態です。
過信することなく普段よりもしっかりと安全運転を考慮した運転が求められます。

大型トラックの周囲は危険

市街地でも大型トラックの巻き込み事故などが多いですが、高速道路でもトラックとの接触事故などが多発しています。

前が見えないのでトラックの後ろが危険といわれますが、トラックの前で転倒などすれば追突されますので、トラックの後ろで自分が十分注意して走行するということが安全走行につながります。

もちろん車両との空間が前後とも広いということを考えて運転することが求められますし、トラックの周囲にいると、荷物の落下という危険性もありますので、なるべく離れて走行するということを心がけましょう。