【アクセルワークが苦手?】 バイクの運転においてアクセルワークが苦手だと感じてしまう人も中には居るのではないでしょうか。 アクセルワークに大きな影響を与えるのがスロットルを操作した時の感覚です。 アクセルを回した時のワイヤーの動きがスロットルの操作感に大きな影響を与えるので、そのワイヤーの動き次第でアクセルワークの良し悪しを決めてしまうということも少なくありません。 もしもアクセルワークが苦手という時にはスロットルワイヤーの調整をしてみることによって感覚が変化して、その苦手意識が変化することもあります。 自分で調整もできるので、調整方法を覚えておくと自分で調整して操作をしやすくすることもできるでしょう。 【アクセルの遊び】 クラッチワイヤーにも同じようなものがありますが、アクセルグリップを回した時には最初は軽い感覚を感じます。 そのあとで重みを感じるのですが、軽い感覚の部分が遊びでワイヤーがずっと引っ張られた状態にならないために少し緩めておく必要があるためです。 アクセルグリップを探した時に、遊びの分を回してもエンジンの反応は起こることはありません。 そのため遊びを少なくすると、ダイレクト感を高めるということもできるようになりますがその辺は好みで調整するといいでしょう。 しかししてはいけないのが、遊びがない状態でワイヤーを張るという行為です。 それをしてしまうと、グリップを回していないにも関わらず回転数が上がってしまうということもあります。 さらにワイヤーに強いテンションをかけてしまうと、ワイヤーの劣化を早めてしまう原因にもなってしまうので注意が必要です。 【ワイヤーの調整方法】 アクセルグリップの根元にはケーブルが伸びています。 その中にあるワイヤーの張りを調節することでアクセルグリップを回した時の感覚が変化していきます。 ゴムパーツをスライドさせると、ロックナットとアジャスターを見つけることができます。 オープンレンチを2本使うと、ロックナットを緩めることができるので緩めたらアジャスターを回して調整が行います。 好みの張り具合に調整することができたら、最後にまたロックナットを締めます。 調整を完了したら、実際にアクセルをかけてちょうどいいか確認をして作業は完了です。 【ハンドルを切ってみよう】 調整の際に遊びを少なくしたときにはハンドルを切って確認することが重要になってきます。 ニュートラルの状態で、ハンドルを切って確認をしてみましょう。 調整の度合いによっては、ハンドルを切ってみたらエンジンの回転数が上がってしまうというケースも中にはあるので、確認をしておいた方が安心です。 あまり多いケースではないのですが、もしもの時のことを考えてこの確認までが調整だと思っておくと良いでしょう。 |