【ブレーキペダルを調整したら】 ブレーキペダルの反対側にはチェンジペダルと呼ばれるペダルがあります。 もしもブレーキペダルが調整が必要だった場合はチェンジペダルの高さも合っていないということが多いです。 基本的にこの2つのペダルというのは、左右均等な高さにするというのが基本的なことです。 そのことからも、ブレーキペダルの位置が合っていなければチェンジペダルの位置も合っているかどうかの確認をしていきましょう。 この2つのアクションは異なるので、片方合わせて反対側も同じ位置にするのではなく、それぞれ調整しながら最終的に両方が大体同じ高さになるように調整するというのが理想的です。 【調整の目安】 調整の目安としては、ブレーキペダルと同じように足首の角度は90度くらいに調整するというのがデフォルトです。 90度がちょうどよい角度なのか実際にギアチェンジのアクションをすることによって動作がしやすいかどうか確認しましょう。 ペダルの位置が極端に高い位置に設定されていると、ちょっとつま先を乗せただけでいきなりニュートラルから1速に入ってしまうということも考えられます。 逆にペダルの位置が低すぎてしまうと、シフトアップがやりずらいという弊害が起こってしまうほか、履いているブーツによってはペダルの下につま先を入れるということもできなくなってしまいます。 【調整の仕方】 チェンジペダルの下側を見てみると、棒状のロッドを確認することができる。 このタイプはリンク式と呼ばれるタイプなのですが、このロッドを回すとペダルの高さを調整することが可能です。 ロッドの右側に刻まれているねじ山は逆ねじになっているため注意しなければいけません。 通常のナットと同じ感覚で回してしまうと、緩めているつもりで逆に締めてしまうこともあります。 逆側に回すということを意識しておく必要がありますが、もしも回す方向が分からなくなった時には左右のロッドどちらとも手前側に回すと覚えておくと、回す方向が分からなくなることもなくなります。 【靴を変えたときは注意】 シューズを買い替えた時も感覚が変わってしまうこともあるので注意しましょう。 履物が変わると、その靴によって足首の動かしやすさに違いを感じてしまう可能性があります。 ちょっとした変化であっても、実際にその小さな変化が運転に大きな影響を与えてしまうことも考えられます。 実際に靴を変えたときは問題なく運転できるか確認してみましょう。 その点も理解して調整することができるようになれば、靴を変えても自分に合った調整をして、快適な状態で運転をすることができるようになるので安心です。 バイクを運転している人は、ギアチェンジの感覚を楽しんでいるという人も多いです。 ギアチェンジを楽しむためにも調節は大切なので、技術を身に着けていきましょう。 |