原付バイクの安全な乗り方

原動機付自転車

原付の運転は難しいと思っている人が多い理由

原付バイクは、原付の免許を取得している人であれば運転することができます。
免許の種類の中でも学科の試験だけで取得できる免許なので、気軽に取得する人が多いです。

最近は高校生の原付免許の取得を禁止していない学校もあることで最初に免許を取得するのが原付免許という人も多いです。
しかし、実際に運転をするときには難しいと考える人も多いです。

それは、他の自動2輪の免許の取得では、実地教習を行い、実地試験に合格しないと免許を取得できません。
原付免許は学科試験だけで取得できるため、実地教習の技術を習得せずに運転をしてしまいます。

そのため、バイクのドライビングテクニックを身につけることなく、運転をすることで、交通事故の危険があります。
できれば。定期的に開催している原付講習に参加することでドライビングテクニックの勉強をして、正しい知識を身につけましょう。

原付で気をつけたい基本的な運転

原付バイクで気をつけたい基本的な運転では、目線です。
自転車の運転と異なり、自分自身でスピードを調整する必要がないため、速度の感覚を身につけることが難しいです。

目線は、前方をすべてを広く確認する必要があります。
信号や対向車以外にも、歩行者や自転車そして、並行する車や後方にも安全確認を行うことになります。

目視による情報が多く集まってくることで対応が増えてしまう人もいますが、広い視野で情報を認識する能力を身につける必要があります。
自転車よりもスピードができるため、とっさの判断が増えてしまうのも原付免許により原付バイクを持っている人の運転技術の不足となります。

特に大型車や車が隣に停止しており左折する時の巻き込み事故にならないように余裕のある運転をする必要があります。
停止している車の横に並ぶときには巻き込み事故の危険が高くなるので注意したいものです。

ブレーキングは、上手に行いたい

原付バイクのブレーキは、両方のハンドルにブレーキがあります。
車と異なり、右ハンドルにはアクセルレバーがあるので、右ハンドルにあるブレーキをつかむときには若干左ハンドルのブレーキを使うよりも遅れてしまいます。

しかし、エンジンブレーキを利用することができるので、交差点や交差路をして脇道のある場所に到達する時には、スピードを減速させることも必要です。
歩行者や自転車が急に飛び出してくる危険があります。

エンジンブレーキを利用するだけでも速度を落とすことができ、その後両手でブレーキを同じようにかけることができれば前輪ロックの回避も可能です。
状況に合わせてブレーキの使い方は異なってきます。

特にエンジンブレーキを上手に活用している人であればブレーキのやり方も自然に判断出来るようになります。
また、カーブの時も減速することがあるので、転倒しないように、カーブの侵入前に十分減速をしましょう。